GCEで中国からのアクセスをブロックする
目次
GCEのAlways Freeは中国とオーストラリアは課金対象となってしまいます。
- 1 GB の北米から全リージョン宛ての下り(外向き)ネットワーク(1 か月あたり、中国とオーストラリアを除く)
https://cloud.google.com/free/docs/gcp-free-tier/?hl=ja#compute
上記かつ、メールサーバなどを立てていると中国からのスパムが大量に来るため、
ファイアウォール機能を利用して一括で遮断する方法について記載していきます。
gcloudコマンドのインストール
https://cloud.google.com/sdk/docs/quickstart-debian-ubuntu
と内容はほぼ同じ。
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ファイアウォールルールの追加
ブロックするIPアドレス一覧が必要になるので、
http://nami.jp/ipv4bycc/
で公開されているリストを利用させていただきます。
最新という意味では http://ftp.apnic.net/stats/apnic/delegated-apnic-extended-latest から作成するのが一番良いのですが、CIDR記法に変換するのが思いの外大変なため・・。
下記のスクリプトを実行してしばらく待てば完了です。
- IPアドレス一覧から中国のものだけを
$tempfile
に書き出す - 256行ずつの単位で、
gcloud compute firewall-rules create
コマンドでIPアドレスを追加する - 全て終わったら
$tempfile
を削除
といった処理をおこなっています。
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コマンド実行が完了したら、
https://console.cloud.google.com/networking/firewalls/list
でもルールが追加されている事を確認してください。
参考サイト
https://cloud.google.com/sdk/gcloud/reference/compute/firewall-rules/create
作成者 Eggpan
最終更新時刻 2021-08-17